地元の人ではなくても知る人ぞ知る小湊鐵道。
いや、失礼しました。
有名ですね小湊鉄道。
桜や菜の花が咲き乱れている季節を背景に、力強く直進する黄色の可愛らしい車体を切り取った写真を1度は見たことがあるのではないでしょうか。
のどかな写真は郷愁を誘われます。
至らない点は多々あるかもしれませんが、小湊鐵道の撮影の楽しみ方とまわり方を小湊鐵道初心者の私が書いてみます。
撮影中はマスクを付け、密を避けて1人で行動しています。
Contents
はじめに(用意するモノ)
- 時刻表(これがなくては始まらない。安全運転で!)
- 車(orレンタカー)
- 飲み物
本数が多くないため、やはり車は必需になるかと…。
自分自身が車を保有していなくても、友人などと乗り合いで出かけるのも選択肢のひとつです。
小湊鐵道の公式サイトより時刻表をダウンロードして印刷しておくと便利です。
まわる範囲は?
すべての駅をまわる訳ではありません。
私の様な「小湊鐵道のことは知ってはいたけれど、普段電車を撮ったことないし、どうやって動いたらいいかわからん」という人の参考になれば幸いです。
まわる範囲としては
上総鶴舞駅から上総中野駅の間の10駅!
- 上総鶴舞駅
- 上総久保駅
- 高滝駅
- 里見駅
- 飯給駅
- 月崎駅
- 上総大久保駅
- 養老渓谷駅
- 上総中野駅
この区間が始めての小湊鐵道でも楽しめるかと。
それでは拙い写真を交えながら私の動きを書いていこうと思います。
少しでも雰囲気が伝わり、ちょっと近場をカメラをもって出かけてみようかなという気持ちの後押しなれば嬉しいです。
1.上総久保駅
大銀杏が駅舎の側にとてつもない存在感をもって屹立しています。
紅葉のシーズンには葉が色を変え素晴らしい景観になり、季節の移ろいを感じ入ることと思います。
勝手ながら小湊鐵道めぐりのスタート地点に据えさせていただきました。
2.飯給駅
「いたぶ」と読みます。
トイレが有名(?)かもしれません。
駅舎構内に「世界一大きなトイレ」があります。有名な建築家の方が設計をしたそうです。
駅舎もとてもレトロで、幼い頃にタイムスリップしたような気持ちになります。
駅のホームから鳥居が見えますね。鳥居を見ると古来の物事を連想してしまうのは何故なのでしょうか。
3.上総大久保駅
駅舎には今更説明するまでもないあの映画の「キャラクター」が描かれています。
駅やその周囲の雰囲気もとてもよく、どの季節に来ても楽しめるかと。
駅のホームを挟んだ向こう側にブランコがあるみたいですが、うっかりしていて撮るのを忘れてしまいました。
今度来た時はブランコも撮ってみようと思います。
ノスタルジックですね。
4.養老渓谷駅
小湊鐵道のまわり方、と銘打って記事を書いているのですが、なんと養老渓谷駅を飛ばしてまわってしまいました。
信じられませんね(次はちゃんと立ち寄ろう…)。
養老渓谷駅からすこし走ったところにある窯焼きのパン屋さんに立ち寄って、養老渓谷駅でまったり食べるのも悪くありません。構内に足湯もあるので疲れた身体も休めることが出来ます。
いつか養老渓谷の温泉宿に泊ってみたいです。
5.石神撮影スポット
知っている人からすれば言わずもがなの撮影スポットでしょう。
養老渓谷駅からすこし走ったところにあります。
検索すれば詳しい解説サイトがたくさん出てきます、皆さん凄い。
時期をちゃんと選べばそこは菜の花畑になり、その中を走る車両を撮影する絶好のスポットとなります。
こんな感じです。
シーズンではありませんが、私が着いたときにもすでに何名か三脚を立ててスタンバイしていました。
近くには神社もあります。
私は撮り鉄ではありませんが、これは楽しい…!
電車がいつくるかいつくるかと待ち構えている時間すらも楽しい。
6.上総中野駅
小湊鐵道の終着駅です。
いすみ鉄道との接続駅でもあります。
竹を切った形の建物はトイレです。自己主張が強いです。
駅に着くと電車がとまっていました。フォルムが可愛らしいです。
駅全体から、ゆっくり時間が流れている雰囲気を感じられました。
運転手さん(?)がベンチでお弁当を食べているのを見て、田舎の駅のそういうところが良いなぁと感じ入りました。
7.月崎駅
駅構内にはかつての詰め所をアート作品に改修した森ラジオ ステーションがあります。
(この時節柄なのでしょうか、私が行ったときは中には入れませんでした)
田舎の駅の風景に馴染んでいいます。
かの有名なチバニアンも近いため、寄ってみるのもいいかもしれません。
8.里見駅
桜の木が駅舎に静かに寄り添っている駅です。
駅喫茶と産直品の販売を第1第3土曜日に行っているようなので、FacebookやTwitterで情報を確認の上、お出かけするのもいいですね。
桜が咲き乱れる季節に是非来たい駅です。
トロッコ列車の停車駅でもあります。
9.高滝駅
とても牧歌的な駅です。
近くには市原湖畔美術館や湖上テラス(水と彫刻の丘)があるので、足を伸すのもいいかもしれません。
また、黒猫と遭遇しました。人慣れしているのか近づいても逃げません。
秋の気配をひしひしと感じました。
10.上総鶴舞駅
私の小湊鐵道めぐりはひとまず上総鶴舞駅で終着です。
電車が通る時間(時刻表を持ってきてるのにぃ)は過ぎていました。
ホームに立ち視線を巡らすと、緩やかなカーブ状になりつつ線路がホーム側に続いています。
桜咲くシーズンの時に撮影できたらきっとワクワクすることでしょう。
無人駅で、時間が止まったのかと錯覚してしまいそう駅舎は、まるで映画の世界です。
かつての人々の往来を想像してしまいます。
終わりに
いかがでしたでしょうか。
小湊鐵道初心者なりに書いてみました。
また、今まで電車や駅の撮影に興味が湧かなかった人が「小湊鐵道ってあるんだ、機会があれば出かけてみようかな」というきっかけ作りになったら嬉しいです。
では!