頁の最後に有料級資料の紹介もあります。露出計を使い始めた人必見です。
露出計を少し前から使用しています。
(普段使いのPENTAX MXは露出計内蔵)
中判フィルムカメラPENTAX67を手に入れてから、より光を意識するようになりました。
写真は光の芸術と聞いたことがあります(適当)。
なので適切な量の光を取り込まなくてはいけません。
カメラを始めた数年前からすると、まさか自分が露出計を持つとは夢にも思いませんでした。
被写体の露出を計測し、適切な「光量」をカメラに取り込む為の「絞り値」「シャッタースピード」がわかります。
カメラのISO値(又はフィルムのISO値)に合った数値を教えてくれます。
セコニックの露出計を購入
セコニックのL-308Xを購入しました。
画面のざっくりとした見方
- ISO400の設定で(又はISO感度400のフィルムのとき)
- 絞り優先でF2.8でシャッターを切るとき
- シャッタースピードは1/250が適切
と読み取ります。
もちろん、絞り優先やシャッタースピード優先など切り替える事が出来ます。
露出計は「入射光式露出計」「反射光露出計」に大きく分けられる
被写体に当たる光を測定する「入射光式露出計」
被写体に当たった反射光を測定する「反射光露出計」
L-308Xはメインは「入射光式露出計」ですが、受光球(白い半球)をスライドし「反射光露出計」としても光を測定できます。
当たり前だけど露出計がないカメラで撮るときに必須
当たり前ですが内蔵露出計がないカメラで撮るときに必須です。私の場合ですとPENTAX67で撮影するときになります。
荷物の邪魔にならなければ、ひとつデジタルカメラも用意して同じ設定にして撮影し露出を確認するのもいいかもしれません。
ちゃんと適正露出になっているかな、と緊張感を持ちつつ撮影するのも楽しいですね。
適正露出って、難しい。この日は晴天でした。
うまく撮れたかな。
まとめると
ここまでなんだかわかったようなことを書いてきましたが、まだまだ露出計を使いこなせていません。
反射光式で測定するときも気持ちがいっぱいいっぱいで、被写体の18%の反射率のことも頭からふっとんでいます(苦笑)。
もちろん反射率だけではなく、硬い光や柔らかい光、光の種類、白い物を撮ったときや黒い物を撮ったときの補正、意識することはたくさんあります。
とても奥が深く、知れば知るほど、自分の周囲を見る目が変わります。
なにより露出計を使うとデジタルカメラで撮る恩恵をひしひしと感じます。
プログラムオートって本当すごい便利なものなんだな、と身にしみます。
ゆっくりとですが、光と向き合い光を捉え、楽しんでいきたいです。
自分が思い描いた光を残せたら、それってとても素敵なことですよね。
測光値を参考にしつつ撮影環境に応じ調整出来るくらいになれたら格好良いんだろうな、と夢は膨らみます。
セコニック公式サイトの製品カタログ頁から「セコニック露出テクニックガイド(写真にはイメージした光がある)」という神資料をダウンロードすることが出来ます。
これは有料級だと個人的には思います。私もなるべく見返すようにしたいです。