PADの弱点のひとつに、ボタンの押し込みにかかる時間があります。
ボタンのストロークの深さにより「押した」と判定されるまでの僅かな時間が命取りになるのです。
キーマウ(キーボード&マウス)ならマウスを「カチっ」とクリックするだけ。
(キーマウならキーボードのアクチュエーションポイントを変えることが出来るモノもあります!)
ほんの1秒未満の時間差。この時間差が勝負を分けるといっても過言ではないのです。
そんなPADの弱点をカバーできるガジェットを使用してみたので、ささやかながら共有してみたいと思います。
私がプレイしているフォートナイト目線で感想を綴ります
クイックトリガー(Quick Trigger) | |
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対応コントローラー | デュアルセンス(PS5コントローラー)のみ |
取り付け工具 | 必要なし |
重さ | 約10.9g |
ブランド | からふるげーみんぐ |
とてもシンプルな作りでPAD操作時の妨げにはなりません。
正直、最初の印象はこれで本当に操作性が変わるの?でした
そして軽い!
良いところ
- R2L2ボタンの押し込みが圧倒的に速くなる
- 純正トリガーの時はしづらかったボタン連打が可能に
- 工具無しで、テープのみで取付け可
- 値段が張るものではないので気軽に試すことができる
気になるところ・注意点
- R2L2ボタンの押し込み深さが完全に無くなるわけではない
- 上記により、キーマウのマウスクリックの様な速さまでは及ばない
- R1L1ボタンの押し込みは変わらないので注意
Contents
クイックトリガーを取付ける
クイックトリガーの裏面の赤いフィルムを剥がします。
あとは位置を気をつけながら取付けるだけです。
パッケージの裏面の説明書きにあるように、トリガーのフレームがしっかり引っかかるように取付けないと意味がありません。
私は取付けに一度失敗しました。
取り付けに工具は必要なし
無事取付けられました。
強力なテープで固定するので、取付けに工具は必要ありません。
対応コントローラーはPS5コントローラーのみ
残念ながらPS4コントローラー等に取付けることはできません。
対応しているコントローラーはPS5コントローラーのみとなっています。
この辺は購入時に注意が必要です。
PS5コントローラーで使用してみる
中央の機構を横にスライドさせて使用します。
FPS系ゲームをしないときは中央に移動させて、通常のコントローラーとして使用することも可能。
そういった切り替えが簡単にできるのも良いです。
純正トリガーが劇的に変わる
実際にフォートナイトをプレイしてみた感想を述べます。
ボタンの押し込みが圧倒的に速くなりました。
純正コントローラーのトリガーに比べ、クイックトリガーにより押し込みが浅くなったからです。
カチカチッカチカチッとL2R2ボタンを連打することが出来ます。
これは使用してみた人だけが実感できる感動ですね。
FPS系のゲームをするPAD勢なら付けない理由はない、と思えるほどです。
取付けるだけでL2R2ボタンを連打できることはかなり衝撃
純正コントローラーが生まれ変わります。
ただ注意点として、クイックトリガーを装着してR2L2ボタンの押し込み深さが完全に無くなるわけではありません。それでも充分速くなりますが。
クイックトリガーを装着し、ちょっとしたプレイのストレスが緩和し勝利を呼び込む確率も上がります。
ちなみにキャラクター操作等とは関係ないボタン廻りのガジェットなので、普段の基礎練習は大前提ですね…。
長時間のプレイに耐えうる?
気になる人は気になる点です。
テープで固定している以上、テープの経年劣化は避けられないでしょう。
金物等で固定している訳ではないので、この先使い込んでいくといつかは緩んだり取れたりするのかな、と割り切っています。
ですがテープの接着力はとても強力で、ちょっと使ったくらいで取れたりする造りではないという感触です。
ただ、ここばかりはどう感じるかは個人差ですね。
それでも嫌だという場合は予算を捻出し、カスタムコントローラーを手に入れる方が気兼ねなく遊ぶことが出来ます。
終わりに
- R2L2ボタンのストロークの深さ問題を充分克服している
- 何よりお手軽
- 押し込みが圧倒的に速くなる。ただしR2L2の押し込み深さが完全に無くなるわけではない
- クイックトリガーでR1L1ボタンの押し込みまでは変わらない
FPS専用のコントローラーまではいらない、だけどゲームをいろいろ楽しみたいという人にマッチします。
PAD勢はひとつ持っておくと遊び方の幅が変わる製品です。
では!